先輩たちの声

S.K.先輩 奈良大学 文学部文化財学科 考古学専攻

1.現在の仕事内容 現在は富山県内の発掘現場にて文化財調査の仕事に従事しています。出土品の整理や発掘現場の手配などを行っています。

2.会社に決めた理由 私は大学で考古学を専攻していたため、将来考古学関連の仕事につきたいと考えていました。特に私は城郭や古代寺院等興味のある分野・時代が多数あります。そのためいろいろな遺跡の調査に携わりたいと考えていた私はこの会社を選びました。

3.学生へのメッセージ まず自分の興味のある分野を探しましょう。その分野でさらに深く知りたいことを追求していけばいいのです。また今はやりたいことがなくても、いつかは見つかるはずです。焦らずゆっくり行きましょう。

4.必要な知識・免許等 必要な知識はあるに越したことはありませんが、なくても今後仕事をしていく中で、学んでいくので気にする必要はないと思います。しかし車の免許は必要です。現場への移動は勿論、遺物や作業道具の運搬など車を利用することが多いため取得しておいたほうがいいと思います。

5.上司からの一言 入社して半年が過ぎ、仕事にもようやく慣れてきたと思います。現場でも積極的に仕事をこなし、わからないことも質問をして仕事に励んでいる姿を見て、頼もしいと思います。自分の得意な分野を今後も伸ばしていってほしいです。

K.M.先輩 富山大学 芸術文化学部

1.現在の仕事内容 私は文化財部に所属しています。主な業務内容は遺跡の発掘調査と出土品の管理・整理作業です。

2.今の仕事のやりがい 大学時代は別の分野を専攻しており、この文化財調査の分野は未知の世界でした。ですがその分、毎日新しい学びがあるので楽しいです。また、業務の一つとして3Dスキャナによる遺物の計測も行っているのですが、大学時代に学んだ3DCADの技術を活かせていると感じるので、とてもやりがいを感じます。

3.学生へのメッセージ 就活中は日々目まぐるしく変わる情勢や、なかなか上手く進むことが出来ない卒業のための課題といった、就活以外の不安要素も存在しており、焦燥感や息苦しさを感じることがあると思います。その時はいったん外に出てみるのはどうでしょうか。自分を煮詰めているばかりでは、疲弊していってしまいます。ネットを使い能動的に情報を獲得することも必要ですが、外の情報を受動的に感じることも心の余裕につながると思います。

4.必要な知識・免許等 文化財調査の方を目指すのであれば学芸員資格と運転免許をお勧めします。専門的な知識は周囲の人からの指導や、書庫の本などで補うことも出来るので、入社前に詰め込む必要はないと思います。

5.上司からの一言 入社早々に、基本的な整理作業と同時に、新しい技術を使っての作業も加わり、戸惑うことが多かったかと思いますが、着実に仕事を進めて結果を残しています。また、新しいことに挑戦したいという意欲が強く感じられます。今後も期待しています。

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