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(株)アーキジオでは、この度、埋蔵文化財調査の報告書をHTML文章に変換してデジタル化することにより、保存性、経済性、閲覧性に優れたCD−ROMとして記録することを可能にしました。試作版として、弊社で平成10年度に調査を実施した「富山県大門町 二口油免遺跡B地区発掘調査報告」をCD−ROM化して、関係機関に配布したところ、非常に好評を得ました。 CD−ROMは、1度書き込んだ内容を書き直すことは出来ませんが、書き足すことは可能であり、デジタル化時代の記憶媒体として優れた特性を持っています。また、報告書の内容にもよりますが、大門町の事例では、1枚に約50〜60件もの調査報告書を記録することが可能であり、大量のデータを記録することが可能です。したがって、今後、1枚のCD−ROMに多数の調査報告書を記録して保存する事例が増加するものと予想されます。 弊社では、このような場合に備え、多数の調査報告書を記録したCD−ROMから、必要なデータを簡単に検索できるように、CD検索ソフトを独自に開発しました。CD検索ソフトを使用することにより、大量のデータを記録したCD−ROMから、誰でも簡単にキーワードを検索することが可能であり、関連する報告書をまとめて簡易データベースとして利用することも可能かと思います。 このCD検索ソフトは、出来上がったばかりであり、まだ不十分な点やエラーもあるかと思いますが、デジタル化した調査報告書の新しい利用方法として、非常に有効であるかと思います。是非、このソフトをご利用頂きまして、ご意見や感想を頂けましたら幸いです。 |
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